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[書評]秘密

悲劇から一縷の希望を得た家族が

その希望に付随する苦悩と期待に踊らされながらも

なんとかその希望を引き止めることができたと思いきや

最後にそれを見事に破壊してくれる疑惑をもって幕を閉じた物語.

 

タイトルの元になるある”秘密”を理解するまでは

「いいはなしだなぁ~~~」

と思いかけて読み終わるところだったのですが

最後のところの”秘密”の暴露で

「ハッピーエンドじゃない!」

と気づき,作品観を変えてくれました.

 

最後の部分から考えると

夫の杉田平介は結局娘と妻を同時に失ったわけになるのでしょうか.

こう考えるのが自然なので,

読者の大多数はこれは夫に対する妻直子の裏切りであると感じるようです.

それまでの妻直子との苦悩と独善を鑑みると

そんな気もするんですが・・・なんとなく腑に落ちない.

夫の決意に従ったという点では裏切りではないですし.

後半の都合よすぎる藻奈美と直子の切り替わりからすると

どうも直子という存在はあるが,生き方は藻奈美として生きているというようですし

そのことも考えると,やはり夫に対する裏切りなのかな.

どちらにせよ,書かれるはずのない今後を考えると

秘密を知ってしまった平介の苦悩は際限がありませんね.

妻を失ったのか,娘を失ったのかさえも定かではなく

そしてそれを奪った男と同じ職場で働くのですから・・・

夫の苦悩を知らぬまま新しい人生を歩む妻は

確かに”裏切り”をしたのでしょう・・・

(平介や父の臨終などもとの人格を揺さぶる出来事が今後起こるのは避けられないので

確実に平穏な人生を直子は歩めないのは確実ですが)

 

しかし,まあ東野圭吾の作品は最後の最後で

話を根底からひっくり返してくれますね・・・

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