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[書評]ボーイングVSエアバス

民間大型航空機業界がどのように

ボーイング(米),エアバス(欧州)の2強体制になったか,

大型航空機がどのような技術革新で

(ex エンジンの数が4⇒3⇒2(双発),フライバイワイヤ(機械システムから電子システムへ))

現在の形になってきたか,

航空機は堂のように企画され製造されるのか,

を解説した本.

 

 

正直航空機マニアか航空エンジニアにしか

モチベーションを保って読みきれない本でした.

機種名がたくさんできてきたり

(A310,B710,B740,MD11,DC9,L1101とか覚えにくい機種名

そして数字が開発順と飛行距離でつけられ,たまに欠番だから当てたりとして

微妙に関連性があったりして覚えにくい)

航空技術用語が結構出てきたりして

(一番簡単なアスペクト比でさえ流体力学を少しかじってないとわかりにくい)

航空機業界の解説本としては素人が読むにはいまいちでした.

ただishuter2は機械系エンジニアなので

ある程度流体工学の知識もありますし

変な型番もガンダムで慣れてますので結構簡単に読めました.

 

読後の感想としては

航空機の製造には他の乗り物以上に

顧客の要望を中心に製造されているなと感じました.

まず航空会社にこういう航空機はどうですかと企画を立案し

その企画が通れば,製造計画が開始され(ローンチ)

(場合によっては途中中断(デッドプール))

試作機が製造が終わったら(ロールアウト)

試作機で国に運用許可を取りに行き

2号機を顧客に渡すという手順だそうです.

かなりの数の企画が顧客との折衝で中断されるようなので

他の製品に比べると初期での折衝が厳しいなっと思いました.

 

全体的にボーイングとエアバスに主軸がおかれており

(タイトルがそうだから当然なのですが)

アメリカとヨーロッパの航空機企業しか搭乗してこないのが

少し残念なところです.

中型ジェット機を製造している

ブラジルのエンブラエルやカナダのボンバルディア

ロシアのスホイ,中国の中国航空工業第一集団

との関係はどうなのかもう少し記述があればと思いました.

 

まぁ,それでもあまり知識のなかった

航空機製造が欧米でどうやって行われてきたのか

わかることができました.

ボーイング・エアバスの次期戦略論も2004年の段階で

詳しくかかれてますので

最近のエアバスの不調やボーイングの躍進がよくわかりました.

航空機産業について調べている人にはいい本だと思います.

 

以下メモ

主翼に燃料タンクを置く理由

・デッドスペースが多くある

・重心近くにあるために重量が減っても重心動揺が少ない

 

第2次大戦後の市場はアメリカ航空機企業の圧勝

・戦争で培った爆撃機技術

⇒結果後発の欧州統合企業エアバスが誕生する

 

ジェット機の機体価格は

200席クラスで50~80億円

(参考:自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターは一機216億円)

 

エアバスの戦略:
ハブ化用のA330/340はまだ時代遅れではないからハブ化はさておき
ボーイングの超巨大機B740の市場を攻略するためにA380を開発する
(空港の整備があまり進まないならば航空客の増加は大型機で解決するしかない)

ボーイングの戦略:
今後世界の輸送量は増大するが
低価格航空のように輸送回数で対応することになるだろう.
そのために低燃費・航続距離の拡大のために新型機(B787)を開発する

グレア新複合材料:
アルミニウムとグラスファイバーを何層にも重ねた積層というタイプの複合材

ソニッククルーザーの失敗した理由:
15%程度の高速化は航空会社にとってメリットが少ないため
(運行効率は通常期と同じ程度の燃費では改善されない)

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